椎間板ヘルニア
- ずっと座っていると痛みが出る
- 前傾時にお尻、足に痛みやしびれを感じる
- 時々足に力が入らない
- 重い物を持つと痛みが増す
- 尿が出にくい、または便秘に悩んでいる
椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアは、椎骨間でクッションのような役割をする椎間板が、何らかの原因で変性・はみ出してしまい、そばを通る神経を圧迫することで処々の症状を引き起こす病気です。
椎骨は背骨を形成する骨で、首には7個、胸部には12個、腰部では5個あります。それぞれの脊椎(背骨)の間で、半月板(クッションの役割)と呼ばれる円盤状の軟骨が老化や過度な運動によって正しい位置からはみ出した状態を「椎間板ヘルニア」と呼びます。
椎間板ヘルニアが起こる原因
椎間板ヘルニアのきっかけとなる動作の多くは、腰を曲げて重いものを持ち上げる時や、体を強くひねる動作が原因になることが多く見られます。そもそもの椎間板の特徴は、縦方向の圧力には強いですが、曲げや捻りに対する負荷には比較的弱い性質があるということです。さらに、姿勢の悪さ(クセ)やインナーマッスルといわれる深部で骨盤を支える筋肉の低下も原因として挙げられます。
日常から悪い姿勢が続くことで、椎間(背骨の隙間)が狭くなり、椎間板が変性したりはみ出したり、またはインナーマッスルが弱くなることで骨盤を支える力が弱まり、椎間内圧が高くなります。そうなると、隙間が狭くなって椎間板がはみ出しやすくなり、椎間板ヘルニアを発症しやすくなるのです。
椎間板ヘルニアに対する3つのアプローチ
・自宅でケアをおこなう
☆セルフケアのメリット☆
- 治療費など費用を少なくできる!
- 通院などの負担を少なくできる!
こんな人におすすめ!
◎現状は痛みが強く出ておらず、ヘルニアにならないように予防したい人
自宅でストレッチを行うことで腰の筋肉の負担を軽減することができます。
ストレッチを行う事で筋肉の柔軟性が保たれ、椎間板内が上がらなくなることで椎間板ヘルニアのリスクを下げることができます。
しかし、痛みを感じられている方の多くはヘルニアだけの問題ではなく、筋膜の断裂・炎症が生まれており、断裂や炎症はストレッチだけで治るわけではありません。
誤った方法でストレッチを行ってしまった場合、断裂・炎症が悪化してしまうケースもございます。
既に痛みが出ているという方は断裂・炎症が悪化する前に専門家に相談して適切な治療を行うようにしましょう。
・病院・整形外科で治療を受ける
☆病院のメリット☆
- レントゲンなどで画像診断が出来る
- 湿布や痛み止めなどの処方をしてもらえる
- 保険でサポーターなどを処方してもらえ
こんな人におすすめ!
・痛みの改善や再発を防ぎたい人
・肩こりなど他の症状もある人
腰に痛みが発生している方でどこにどんな炎症が起きているのか画像を自分で見てみたい。
明日試合があるなど近々の予定の為に痛み止めによる一時的な状況改善を希望される方の場合、病院で診断を受ける必要があります。
痛み止めによる一時的な除痛と保存療法による患部への負担減で腰の筋肉に発生した断裂・炎症が自然に治癒していくのを待つというのが病院で主に提供されている腰痛に対するアプローチになります。
痛み止めについては目先の痛みを緩和するという点において非常に効果的ではありますが、炎症がなくなるわけではないこと。また、筋肉に柔軟性が足りていないなど、筋膜に断裂・炎症が発生してしまった元々の原因であるがなくなったわけではなく、同じ生活をしている場合再発が起こりやすいという点には留意が必要です。
・整骨院で治療を受ける
☆整骨院のメリット☆
- 炎症の早期回復を促す電療施術
- 筋肉の柔軟性を取り戻す手技
- 骨格へのアプローチによる再発防止
腰の痛みがあることで日常生活を送る上で不便を感じているという方にとってオススメなのが整骨院での施術です。
痛み止めによる除痛は瞬間的な効果に優れているので、特別な事情でその日を乗り切りたい(スポーツ選手の試合など)という場合にはオススメです。
一方で利用頻度によっては効果が薄くなっていく事などを考えると日常的な悩みの改善には最適ではありません。
整骨院での施術では電療機器を利用することで炎症の早期回復を促すことができます。また、筋肉の柔軟性の確保をするためのマッサージや歩き方や姿勢など骨格・骨盤へのアプローチを行うことも整骨院の施術の特徴です。
整骨院で治療を行う際の留意点として治療の内容や利用している電療機器などが整骨院によってバラバラであることが挙げられます。
椎間板ヘルニアの治療を行う場合どの整骨院に通うのか?が大事になります。
リーフ整骨院グループの椎間板ヘルニア施術方法
リーフ整骨院グループでは、始めに詳細なヒアリングをさせて頂きます。
そこで、患者様の身体状態、日常生活で多く行う動き、クセ、姿勢などをお伺いし、姿勢の写真撮影や痛みの元となっている筋肉などを詳細に検査させて頂きます。
そして、姿勢や骨格の歪み、筋力や筋肉の状態を細かく確認し、椎間板ヘルニアの原因を見つけていきます。
痛みが強いケースでは、先にハイボルトという特殊な電気治療を用いて炎症症状を抑えます。
椎間板ヘルニアが起きる原因の多くは、姿勢や骨格の歪み、インナーマッスルが弱くなったり上手に使えていなかったりすることで、痛みが出ていることが多々見られます。そこで、根本的な改善が大事になってくるのです。
リーフ整骨院グループ独自の、「コアマッスルセラピー」と呼ぶ手技療法を用い、硬くなってしまった筋肉を緩め調整し、痛みを取り除きます。他にも、姿勢や骨格の歪みを猫背矯正や骨盤矯正で調整します。さらには、自身では鍛えにくいインナーマッスルに「楽トレ」という機械を用いることで効率的に鍛え、根本的改善を行います。
椎間板ヘルニアでお困りの方は一度リーフ整骨院グループまでご相談ください。
Q&A
① ヘルニアと診断されました。どうしたらよいですか?
→ヘルニアの痛みがどこから来ているのかを把握することが大切です。当院では姿勢の検査、炎症の検査、インナーマッスルの検査を用いて何が原因かを確認し、適切な施術をおこないます。
② コアマッスルセラピーは痛くないですか?
→症状や筋肉の硬さに合わせて施術していくのでご安心ください。「痛気持ちいい」強さが良い刺激量になるので、ちょうどよい強さで施術していきます。