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腱鞘炎の治療法ってどんな方法があるの?
腱鞘炎とは?症状と日常生活への影響
腱鞘炎の主な症状とは?
腱鞘炎は、手首や指の腱を包み込む腱鞘(けんしょう)と呼ばれる部分に炎症が起こることで、痛みや動きの制限が生じる症状です。この症状は、特にパソコン作業、育児、家事、スポーツなど手を頻繁に使う場面で発症しやすいのが特徴です。
主な症状としては、以下のようなものが挙げられます:
- 手首や指の動作時の痛み – 物をつかむ、ボタンを留めるといった動作の際にズキズキと痛みを感じることがあります。
- 腫れやこわばり – 特に朝方、手首や指がこわばる症状があり、手を動かすのに時間がかかることがあります。
- 引っかかり感や音 – 指を動かしたときに、引っかかるような感覚やカチカチと音がすることがあります。
腱鞘炎は放置すると症状が進行し、慢性的な痛みに変わる恐れがあるため、早めの対応が重要です。
腱鞘炎が日常生活に与える影響
腱鞘炎は日常生活において大きな影響を与える症状であり、特に仕事や家事、育児の場面での支障が顕著に現れます。以下は、腱鞘炎によってよく見られる日常生活の困難な例です:
- デスクワークの効率低下 – キーボードやマウスの操作が困難になることで、仕事の生産性が著しく低下します。
- 家事の制限 – 包丁を握ったり、掃除をしたりする際に痛みが生じ、通常の家事がこなせなくなります。
- 育児への影響 – 子どもを抱き上げたり、おむつ替えをする際に手首に負担がかかり、育児が思うように進まなくなることがあります。
- スポーツや趣味の制限 – テニス、ゴルフ、ピアノなど、手首や指を頻繁に使う活動が続けられなくなるケースも多いです。
このように、腱鞘炎は放置すると日常生活全般に大きな支障をきたすため、早めに症状を緩和させるための治療が必要です。
放置するとどんなリスクがあるのか?
腱鞘炎を放置すると、症状が慢性化し、次のような深刻なリスクが伴います:
- 慢性的な痛みの発生 – 炎症が長引くことで、安静にしていても痛みを感じるようになります。
- 可動域の制限 – 手首や指を動かす際にスムーズに動かせなくなり、日常的な動作が不自由になります。
- 他の部位への悪影響 – 手首や指をかばうため、肩や肘、首にまで負担がかかり、肩こりや肘の痛みが出る場合があります。
- 手術が必要になる可能性 – 症状が進行すると、保存療法では改善が見込めず、手術が必要になることもあります。
このようなリスクを回避するためには、早めの治療が不可欠です。当院では、早期の段階での施術により、腱鞘炎の進行を食い止め、日常生活を取り戻すためのサポートを行っています。
腱鞘炎の原因と予防策!なぜ発症するのか?
腱鞘炎を引き起こす主な原因
腱鞘炎は、日常生活や仕事で手や指を過度に使用することによって発症することが多いです。具体的には、次のような原因が腱鞘炎を引き起こす要因として知られています:
- 繰り返しの動作 – 長時間のキーボード操作、スマートフォンの使用、調理、掃除など、同じ動作を繰り返すことで手首や指に負担がかかります。
- 不適切な姿勢 – 手首を無理な角度で使い続けたり、猫背の状態で作業をすることで腱や周囲の筋肉に負担がかかり、炎症の原因となります。
- 筋力の低下 – 運動不足による前腕の筋力低下が、腱に過剰な負担をかけ、腱鞘炎を誘発しやすくなります。
- 外傷やケガ – 手首や指をひねる、ぶつけるなどの外的要因が腱の損傷を引き起こし、その後に腱鞘炎へと進行することがあります。
- ホルモンバランスの変化 – 特に妊娠中や更年期の女性はホルモンの変化によって腱や靭帯が弱くなり、腱鞘炎を発症しやすくなります。
こうした原因が複数重なることで、腱鞘炎が発症する可能性が高まります。当院では、患者様の生活環境や動作の癖を詳しくヒアリングし、原因に応じた施術とアドバイスを行っています。
原因について詳しく知りたい方はこちら→https://leaf-futamatagawa.com/blog/1315/
生活習慣や仕事環境が影響するリスク
腱鞘炎は、特定の生活習慣や仕事環境が大きな影響を及ぼすケースが多く見られます。特に以下のような状況に心当たりがある方は、リスクが高いと考えられます:
- デスクワークの長時間化 – パソコンやスマートフォンの使用が増える中で、手首や指に負担をかける姿勢が続き、腱鞘炎の発症リスクが上がっています。
- 家事や育児での手の酷使 – 包丁を握る動作や洗濯物を絞る動作、赤ちゃんを抱っこする動作など、日常的な家事・育児でも手に大きな負担がかかります。
- スポーツや楽器の演奏 – ゴルフ、テニス、バスケットボールなどのスポーツや、ピアノやギターの演奏も腱鞘炎を引き起こす要因となることがあります。
- ストレスや睡眠不足 – ストレスによる筋肉の緊張や、睡眠不足による回復力の低下も、腱鞘炎のリスクを高めます。
こうした環境要因を見直すことで、腱鞘炎の予防や症状の緩和が期待できます。当院では、症状に応じた生活習慣の改善アドバイスも行っています。
再発を防ぐためにできる日常的な予防策
腱鞘炎は、適切な予防策を日常的に取り入れることで再発のリスクを大幅に軽減することができます。以下は、当院がおすすめする日常生活で簡単にできる予防策です:
- 定期的なストレッチを行う – 手首や指のストレッチを行い、筋肉や腱の柔軟性を保つことで負担を軽減します。特に、長時間作業を行う前後にはストレッチが効果的です。
- 作業中の休憩を意識する – デスクワークや家事の合間にこまめに手を休める時間を設けましょう。1時間ごとに数分間のストレッチを行うことで、負担を軽減できます。
- 正しい姿勢を維持する – 肘と手首が一直線になるように意識し、無理な角度で作業しないように注意してください。デスク環境を調整することも大切です。
- 筋力トレーニングで手首を強化する – 軽いダンベルやグリップエクササイズを取り入れ、前腕や手首の筋力を強化することで腱の負担を軽減します。
- 栄養バランスを整える – ビタミンB群やオメガ3脂肪酸を含む食事を心がけることで、腱や筋肉の回復力を高め、炎症を予防します。
当院では、患者様の症状に応じた個別の予防策もご提案しています。腱鞘炎の再発を防ぎ、健康的な生活を取り戻すために、ぜひお気軽にご相談ください。
二俣川で受けられる腱鞘炎の効果的な治療法
手技療法(マニュアルセラピー)による筋肉調整
腱鞘炎の症状を和らげるためには、手技療法(マニュアルセラピー)によって筋肉の緊張をほぐし、腱への負担を軽減するアプローチが効果的です。当院では、専門の施術者が患者様一人ひとりの症状に合わせて施術を行い、痛みの原因に直接アプローチします。
手技療法は、単なるマッサージとは異なり、筋肉や腱の動きを改善しながら、神経の働きを正常化させる効果があります。特に、手首から前腕にかけての緊張した筋肉をじっくりとほぐすことで、腱鞘への圧迫を軽減します。施術中は痛みが出ないよう、無理のない範囲で行いますので、安心して受けていただけます。
手技療法のメリットは即効性があることです。施術後すぐに痛みが軽減し、手首や指の動きがスムーズになるケースも多いため、腱鞘炎に悩む方にはおすすめの治療法です。
超音波や温熱療法などの物理療法の活用
腱鞘炎の治療には、物理療法も非常に効果的です。当院では、最新の医療機器を使用し、超音波治療や温熱療法を取り入れています。これらの療法は、手技療法と併用することで相乗効果を発揮し、炎症や痛みを効率的に緩和します。
超音波治療は、細かな振動を患部に与えることで、深部の筋肉や腱を刺激し、血流の促進と組織の修復を促す効果があります。また、細胞の代謝を活性化させ、炎症物質の排出を助けるため、症状が慢性化した方にも適しています。
温熱療法は、患部を温めることで血行を改善し、痛みの原因となる硬くなった筋肉や腱を柔らかくします。特に、長期間にわたって腱鞘炎に悩んでいる方や、筋肉が緊張している場合に効果が期待できます。温熱療法とストレッチを組み合わせることで、さらなる改善が見込めます。
これらの物理療法は、患者様の症状に応じて適切な頻度と強度で行うため、安全かつ効果的です。施術後の体の変化を実感していただけるよう、専門スタッフがしっかりとサポートします。
ストレッチやセルフケアを取り入れた総合的なアプローチ
腱鞘炎の治療には、施術だけでなく患者様ご自身が行うセルフケアも非常に重要です。当院では、患者様一人ひとりに合わせたストレッチやセルフケア方法を丁寧に指導し、治療効果を持続させるお手伝いをしています。
ストレッチの重要性は、筋肉や腱を柔らかく保ち、再び炎症が起こるのを防ぐことにあります。例えば、手首や指をゆっくりと伸ばすストレッチを日常的に行うことで、腱への負担を軽減し、症状の緩和につながります。また、簡単にできるエクササイズも紹介し、無理なく続けられる方法を提案しています。
さらに、セルフケアとしてアイシングや温熱療法の使い分けも重要です。痛みが強い場合にはアイシングで炎症を抑え、慢性的な痛みには温熱療法で血行を促進します。このようなセルフケアを日常に取り入れることで、施術との相乗効果が期待でき、再発防止にもつながります。
当院では、こうしたセルフケアを通じて、患者様が日常生活に戻った後も健康を維持できるようサポートしています。施術とセルフケアの両輪で効果的に腱鞘炎を治療し、痛みのない生活を取り戻しましょう。
ストレッチについて詳しく知りたい方はこちら→https://leaf-futamatagawa.com/blog/1327/
当院での治療の流れ!初回から丁寧にサポート
初回カウンセリングで患者様の悩みをしっかりヒアリング
腱鞘炎の治療を成功に導くためには、初回のカウンセリングが非常に重要です。当院では、患者様が感じている痛みの原因を正確に特定するために、徹底したヒアリングを行っています。腱鞘炎の症状は個人差が大きく、日常生活や仕事でどのような動作が痛みを引き起こしているのかを詳しく伺います。
具体的には、次のような質問を通して、症状の背景を把握します:
- どのような動作で痛みを感じるか?(例:物を持ち上げるとき、キーボード操作中など)
- 痛みの程度や持続時間は?(例:朝方に強く感じる、一定の動作後に痛むなど)
- これまでの生活習慣やケガの有無(例:スポーツや仕事での過度な手の使用、過去の外傷など)
こうした詳細なヒアリングをもとに、患者様が腱鞘炎の症状をどのように感じているか、そして痛みが生活に与える影響を把握します。また、患者様の目標(仕事や趣味への復帰、日常生活の改善など)を共有することで、治療のゴールを明確に設定します。
専門的な検査と診断による施術プランの提案
カウンセリングで得た情報をもとに、次は専門的な検査と診断を行います。当院では、手首や指の可動域や筋肉の緊張度を詳しくチェックし、腱や腱鞘にどの程度の負担がかかっているかを確認します。
以下のような手順で診断を進めます:
- 触診による痛みの原因特定 – 患部を丁寧に触診し、炎症が集中している箇所や筋肉のこわばりをチェックします。
- 動作分析による負担ポイントの特定 – 実際に手首や指を動かしてもらい、どの動作で痛みが強く出るのかを確認します。例えば、物を握る動作で痛む場合、握力や筋力低下が原因の可能性があります。
- 筋肉と腱の状態を確認する特別なテスト – 特定の負荷をかけながら行うテストにより、どの筋肉や腱が過度に働いているかを特定します。
これらの診断結果に基づき、患者様に最適な施術プランを提案します。施術プランには、手技療法、物理療法、ストレッチ指導などを組み合わせた総合的なアプローチが含まれます。また、患者様のライフスタイルに合わせて無理なく実践できるセルフケアの方法もご提案します。
個別プランに基づく施術とアフターケアの徹底
治療プランが決定したら、個別の施術プランに基づき治療を開始します。当院では、痛みの軽減だけでなく、腱鞘炎の根本原因を取り除くための施術を重視しています。
具体的な施術の流れは次の通りです:
- 手技療法による筋肉と腱の調整 – 筋肉の緊張をほぐし、腱への負担を軽減することで痛みを緩和します。特に、手首から前腕にかけての筋肉を集中的に施術することで、即効性が期待できます。
- 超音波療法や温熱療法の併用 – 物理療法を併用することで、組織の回復を早め、施術効果を持続させます。慢性的な症状の方にも適したアプローチです。
- ストレッチや筋力トレーニングの指導 – 患者様自身が日常生活で実践できるストレッチやエクササイズを指導します。これにより、症状の再発を防ぎ、長期的な健康維持をサポートします。
施術後には、その日の状態を確認し、次回の施術プランを調整します。また、施術後のアフターケアとして、セルフケアの継続方法や日常生活で気をつけるポイントをアドバイスします。
さらに、施術を受けている間に患者様の状態に変化が見られた場合には、柔軟にプランを見直し、最適なアプローチを提供することを心がけています。患者様が快適な日常生活を取り戻せるよう、最後まで丁寧にサポートいたします。
実際に腱鞘炎を改善された患者様の声と症例紹介
デスクワークによる手首の痛みが解消された40代女性の例
40代の女性患者様は、1日8時間以上のデスクワークによる手首の腱鞘炎に悩まれていました。長時間キーボードを打つ際に手首がズキズキと痛み、特に夕方になると動かすのが辛くなる状況でした。また、朝起きた際にも手首がこわばる感覚があり、家事にも支障が出ていたため、仕事と家庭生活の両面で深刻な影響を受けていました。
当院での施術は、まず手技療法による筋肉の調整を行い、手首から前腕にかけての筋肉の緊張を緩和しました。さらに、超音波治療で深部の血流を促進し、炎症を効果的に和らげました。患者様には、日常生活での手首の使い方やストレッチ方法についても丁寧に指導しました。
約2か月の通院で、手首の痛みはほぼなくなり、現在ではデスクワークをこなしても痛みが再発することはありません。また、家事も無理なくこなせるようになり、「日常生活がとても楽になりました」との嬉しいお言葉をいただきました。
育児中の腱鞘炎に悩む30代女性の改善ケース
30代の女性患者様は、赤ちゃんの抱っこや家事の負担による手首の腱鞘炎で来院されました。特に赤ちゃんを抱き上げる動作のたびに手首が痛み、育児が思うように進まないことに大きなストレスを感じていました。また、家事の際にも手首を酷使するため、腱鞘炎の症状が慢性化しつつありました。
初回のカウンセリングで、抱っこや家事などでの手首の過剰な負担が原因であることが判明しました。施術では手技療法で筋肉の緊張を和らげるとともに、温熱療法を併用して炎症の鎮静を図りました。また、抱っこ時に手首をサポートするためのサポーターの使用を推奨し、無理なくできるセルフストレッチを日常に取り入れてもらいました。
施術開始から約1か月半後には、育児中に感じていた強い痛みが軽減し、赤ちゃんを抱っこすることへの不安も解消されました。現在では、育児と家事を無理なくこなせるようになり、「毎日のストレスがなくなりました」と感謝の声をいただいています。
スポーツによる腱鞘炎で来院した50代男性の体験談
50代の男性患者様は、趣味で続けているテニスによる手首の腱鞘炎でお困りでした。試合中や練習中に手首が痛み、思い切りラケットを振ることができなくなったことで、スポーツを楽しめなくなっていました。また、日常生活でも重い物を持つ際に痛みが走り、痛みが徐々に慢性化していると感じていました。
初回の診断で、テニスの反復動作による前腕の筋肉の緊張と腱鞘への負荷が原因であることが判明しました。当院では、手技療法で筋肉の柔軟性を高める施術を行い、超音波治療によって炎症を抑えました。また、テニスのプレー中に負担を減らすためのフォーム改善や、ストレッチ方法を個別に指導しました。
施術を重ねる中で、手首の痛みが徐々に和らぎ、2か月後には練習を再開できるようになりました。現在では、以前のようにテニスを楽しむことができ、「思い切りラケットを振れる喜びを取り戻しました」との感想をいただいています。
二俣川駅から徒歩3分!リーフ整骨院二俣川院へ!!
改善法について詳しく知りたい方はこちら→https://leaf-futamatagawa.com/blog/1320/